日本の未来を担う学生のために

2018年の夏に、日本の若者の未来を支援するため、新しい財団が設立しました。それが、「キーエンス財団」です。株式会社キーエンスによってつくられ、財団の所在地は大阪のキーエンス本社内となっています。先端の技術を用いた機器を開発し、世界中で展開しているキーエンスが、なぜキーエンス財団を設立したのでしょうか。

今の日本では、技術革新や急速なグローバル化が進んでいます。グローバルな活動を行うキーエンスでは、世の中は今後、ますます目まぐるしい変化を遂げていくと感じていました。そんな日本の将来を見据え、牽引していくのは誰でしょうか。若い世代なのです。本来ならば若い世代に投資し、日本の未来を担うためにきちんと教育が受けられる環境を提供する必要があります。ですが、日本では経済面の理由により大学進学をあきらめたり、奨学金制度を利用して学校に通っている学生も少なくないというのが現状です。また、日本の奨学金制度というのは大半が貸与型となっており、大学卒業後も返済の厳しさに悩む方が多くいるというのが社会問題にもなりつつあります。海外の奨学金事情を見てみると、実は返済をする必要のない奨学金が多く、日本の教育環境の不十分さを感じます。このような背景からキーエンスは、大学生が安心して学業に専念できる環境をつくりたい、少しでも将来を担う若者の役に立ちたい、と考えたそうです。将来性のある有能な学生に対し、返済の必要がない奨学金制度を実施しようと決意。そして、若い世代を経済的に支援するため「キーエンス財団」を設立しました。夢と希望にあふれる若者たちの大きな支えとなることを目指し、キーエンス財団は取り組みを始めたのです。

早速、キーエンス財団は奨学生の募集要項を公開しています。応募の方法としては、高校や大学からの推薦ではなく、学生本人が財団ホームページより自ら応募することが条件となっています。奨学金の給付期間は大学1年生からの4年間となっており、月額8万円が給付されます。2019年4月大学入学予定者の125名ほどを募集しているとのことです。興味のある方は、キーエンス財団の公式ホームページに詳細が載っているので確認してみてはいかがでしょうか。

あらゆる可能性を秘めた学生たちにとって、大学に通うということは将来の選択肢を大きく広げることになります。たくさんのことを学び、自分のものとする。そして、将来の日本のために活かす…。希望ある若者たちのため、キーエンス財団のような取り組みを行う団体がもっと増えたらいいですね!

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